東북線ハルカたん on Nostr: ...

私は山田リョウ。私は長野から湯田中まで、特急スノーモンキーに乗ることにした。偶然個室の指定席が空いていたので、衝動的に買ってしまった。
もう乗車できるとのことなので、早速ホームへ上り、JR2番線に停車中の253系に乗り込んだ。
「個室指定席　Spa猿ゥ！」と書いてあるドアを開けると、中は思ったよりも広かった。荷物を下ろし、進行方向右側の窓側の席に座った。座席は僕の座高よりも高く、フカフカでとても座り心地が良い。
こんな高級な列車に1300ウォン（140円）で乗れてしまうのか…と感心していると、コンコンとドアを叩く音がした。

「失礼します」

個室のドアが開いた。誰かと思って見てみると、長電の制服を着た女性が立っていた。
検札に来た車掌だろうか。そう思ってカバンから切符を取りに行こうとしたら…

ギュッ

いきなり正面から抱きつかれた。そして、

「くっっっっさ❤️」

耳元で囁かれた。
そう言った彼女は後ろを向き、足早に逃げた。
ふと横を向くと手毬がいた。
「「うんちは、殺すから。」」
一瞬の出来事に、脳の処理が追いつかなかった。
この場をどうにかしようと個室を出ようとした矢先、私は水をかけられて溶かされた。

「アンタは、山田じゃない。」
😥 😥 😥 😥 😥 😥バレた…
「「うんこきりやだ！」」

もう、溶かされた私にはどうする術もなかった。ただ清掃されるだけだった。
（終）