三宅 芳夫 on Nostr: 2024年を振り変えると、国際政治の舞台は激しく揺れ動いた。 ...
2024年を振り変えると、国際政治の舞台は激しく揺れ動いた。
ここでも繰り返し取り上げている「パレスティナ抹殺」プロジェクトを起点とした中東大戦争は言うまでもない。
同時に選挙で権力の交代が制度化されている所謂「西」側諸国でも、軒並み「与党」が大敗する傾向が見られた。
悪夢の「トリプル・レッド」の米国、保守党の英国そして仏・独、さらに日本でも与党が軒並み大敗。カナダのトルドー政権も与党協定の破綻で少数与党に。
直近の韓国の事件も4月の総選挙の大敗で国会で与党が3分の1に激減した事態を、尹大統領が時代錯誤のクーデターによって打開を図ったと見ることもできる。
この世界的な与党大敗の趨勢は勿論偶然ではない。一言で言えば、新自由主義グローバリズムによる格差と貧困の拡大、中間層の解体、さらに生活苦と来て、資本主義世界システムとグローバル・ガバナンスが北西諸国でも人口の多数派にとっては「限界」に来た、ということ。
支配層は極右ポピュリズムを煽ることで資本主義への批判を排外主義ナショナリズムへと誘導せんとす。トランプの米国、兵庫県知事選、あるいは東京の石丸現象はその意味で同一線上にある。仏のマクロンの口吻も最近ほとんど尹大統領並みである。
その意味で来年は試練の年となりそうである。
ここでも繰り返し取り上げている「パレスティナ抹殺」プロジェクトを起点とした中東大戦争は言うまでもない。
同時に選挙で権力の交代が制度化されている所謂「西」側諸国でも、軒並み「与党」が大敗する傾向が見られた。
悪夢の「トリプル・レッド」の米国、保守党の英国そして仏・独、さらに日本でも与党が軒並み大敗。カナダのトルドー政権も与党協定の破綻で少数与党に。
直近の韓国の事件も4月の総選挙の大敗で国会で与党が3分の1に激減した事態を、尹大統領が時代錯誤のクーデターによって打開を図ったと見ることもできる。
この世界的な与党大敗の趨勢は勿論偶然ではない。一言で言えば、新自由主義グローバリズムによる格差と貧困の拡大、中間層の解体、さらに生活苦と来て、資本主義世界システムとグローバル・ガバナンスが北西諸国でも人口の多数派にとっては「限界」に来た、ということ。
支配層は極右ポピュリズムを煽ることで資本主義への批判を排外主義ナショナリズムへと誘導せんとす。トランプの米国、兵庫県知事選、あるいは東京の石丸現象はその意味で同一線上にある。仏のマクロンの口吻も最近ほとんど尹大統領並みである。
その意味で来年は試練の年となりそうである。