三宅 芳夫 on Nostr: ...
近所に80代後半くらいのご高齢の女性がいて、いつも午後2-4時からの間の決まった時間にゆっくりと散歩している。
おそらくは、筋力をお衰えさせないためと気分転換のためだろう。一人暮らしのようなので、こうした規則正しいルーティンを確立しているようだ。
昨日元旦、私が歩いているとちょうどその女性とすれ違い、挨拶をした。すると、無表情だった彼女は、とてもにっこりと挨拶を返してくれた。
その後、私は彼女の後姿を見送る形になったのだが、その背中は元旦の光を浴びながら、人生の終りに向かって、しかし、最後の最後までー孤独と闘いながらー「生きん」とする覚悟のようなものを語っているような気がした。
そのような事を感じながら、私もあのように人生の終着へと向かうことができるだろうか、と考えながら、彼女と反対方向に歩いて行った。
おそらくは、筋力をお衰えさせないためと気分転換のためだろう。一人暮らしのようなので、こうした規則正しいルーティンを確立しているようだ。
昨日元旦、私が歩いているとちょうどその女性とすれ違い、挨拶をした。すると、無表情だった彼女は、とてもにっこりと挨拶を返してくれた。
その後、私は彼女の後姿を見送る形になったのだが、その背中は元旦の光を浴びながら、人生の終りに向かって、しかし、最後の最後までー孤独と闘いながらー「生きん」とする覚悟のようなものを語っているような気がした。
そのような事を感じながら、私もあのように人生の終着へと向かうことができるだろうか、と考えながら、彼女と反対方向に歩いて行った。