結城浩 / Hiroshi Yuki on Nostr: 2025年1月9日木曜日の午後です。 ...
2025年1月9日木曜日の午後です。
仕事をしていたのですが、あまりにも良い天気なので、これは外に出たほうがいいなと思い、散歩の時間にしました。久しぶりに歩きながら音声入力で文章を書いています。
仕事がたくさんあるので、散歩で出かけた先のコードネーム「ほらあなカフェ」で原稿を読むことにしましょう。
別に洞穴の中にカフェがあるわけではなく、個人的にそう呼んでいるだけのカフェがあるのです。
今日は早朝からずっと第九章に取り組んでいます。気がつけば、いつの間にか第九章まで来ていましたね。第七章や第八章は大変難産でしたし、そもそも第一章も大変でした。それぞれの章でそれぞれに大変だったのですが、そこを過ぎてしまえば何が大変だったかよくわからなくなっていますね。
書くべき内容の骨組みは多分もう出来上がっていて、あとは肉付けを適切にしていけばいいと思っているのですが、それを自然な流れにするために、なかなか苦労しています。書いている途中で気になったことを調べ始めたり、図版を書こうとすると、それだけで一時間や二時間がすっと溶けてしまうのです。
コンピューターに向かって思いついたことをすぐに書ける環境が良いかと言うと、必ずしもそうではないと感じています。たとえば今回のようにどこかのカフェに行って、そこでとにかく読むことに徹するというフェーズがあってもなかなか良いと思います。そうすると、あまり執筆に意識が取られずに、読む方に集中できますので、全体を把握しやすくなります。そうすると、実際に書くときになっても全体のバランスを踏まえた書き方ができるように感じています。
コンピューターの前にいるかどうかに限らず、さまざまな環境で書いたり読んだりするのは悪くありません。一人で仕事をしているので、さまざまな角度から検討するのに役立つからです。
いろんなバージョン、いろんなバリエーションの自分を作り出してテキストを読んでいる、と表現することもできるでしょう。
https://log.hyuki.com/
仕事をしていたのですが、あまりにも良い天気なので、これは外に出たほうがいいなと思い、散歩の時間にしました。久しぶりに歩きながら音声入力で文章を書いています。
仕事がたくさんあるので、散歩で出かけた先のコードネーム「ほらあなカフェ」で原稿を読むことにしましょう。
別に洞穴の中にカフェがあるわけではなく、個人的にそう呼んでいるだけのカフェがあるのです。
今日は早朝からずっと第九章に取り組んでいます。気がつけば、いつの間にか第九章まで来ていましたね。第七章や第八章は大変難産でしたし、そもそも第一章も大変でした。それぞれの章でそれぞれに大変だったのですが、そこを過ぎてしまえば何が大変だったかよくわからなくなっていますね。
書くべき内容の骨組みは多分もう出来上がっていて、あとは肉付けを適切にしていけばいいと思っているのですが、それを自然な流れにするために、なかなか苦労しています。書いている途中で気になったことを調べ始めたり、図版を書こうとすると、それだけで一時間や二時間がすっと溶けてしまうのです。
コンピューターに向かって思いついたことをすぐに書ける環境が良いかと言うと、必ずしもそうではないと感じています。たとえば今回のようにどこかのカフェに行って、そこでとにかく読むことに徹するというフェーズがあってもなかなか良いと思います。そうすると、あまり執筆に意識が取られずに、読む方に集中できますので、全体を把握しやすくなります。そうすると、実際に書くときになっても全体のバランスを踏まえた書き方ができるように感じています。
コンピューターの前にいるかどうかに限らず、さまざまな環境で書いたり読んだりするのは悪くありません。一人で仕事をしているので、さまざまな角度から検討するのに役立つからです。
いろんなバージョン、いろんなバリエーションの自分を作り出してテキストを読んでいる、と表現することもできるでしょう。
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