三宅 芳夫 on Nostr: 昨年は長く読売新聞社の社長として君臨した渡辺恒雄が死去。 ...
昨年は長く読売新聞社の社長として君臨した渡辺恒雄が死去。
2020年にNHKが撮影したナベツネのロング・interviewを観たことがある。
その中で印象的だったのは、朝鮮戦争中、山村工作隊を取材に行き、拘束されたが、一応無事解放された、その時の工作隊側のリーダーが後の在日作家の高史明だったというエピソードである。撮影当時、まだ存命だった高史明(2013年死去)も登場している。山村工作隊当時の高さんの写真も写り、「偉い若いなー」(当たり前だが)と感じた。高さんとは2004年に一度表参道で飲んだ(私飲まないが)、その時も「とても穏やかな」人だった。
ネベツネが山村工作隊のアジトに潜入できたのは、おそらく彼が東大時代、党細胞のリーダーをしていた時のコネだろう。この頃は、氏家斉一郎、網野善彦、堤清二、そして不破哲三と東大エリートが当然のように共産党員になった。この流れは55年の「六全協」まで続くが、そろそろ「距離」をとった歴史が書かれるべきだろう。でないと、旧左翼と新左翼の怨念に満ちた「確執」は理解できない。
あとは例によって御用政治学者の御厨貴東大名誉教授がジャーナリストでありながら、「ナベツネが政界のフィクサー」として暗躍したのを「よいしょ」していて、「相変わらず醜いなー」と思った次第。
2020年にNHKが撮影したナベツネのロング・interviewを観たことがある。
その中で印象的だったのは、朝鮮戦争中、山村工作隊を取材に行き、拘束されたが、一応無事解放された、その時の工作隊側のリーダーが後の在日作家の高史明だったというエピソードである。撮影当時、まだ存命だった高史明(2013年死去)も登場している。山村工作隊当時の高さんの写真も写り、「偉い若いなー」(当たり前だが)と感じた。高さんとは2004年に一度表参道で飲んだ(私飲まないが)、その時も「とても穏やかな」人だった。
ネベツネが山村工作隊のアジトに潜入できたのは、おそらく彼が東大時代、党細胞のリーダーをしていた時のコネだろう。この頃は、氏家斉一郎、網野善彦、堤清二、そして不破哲三と東大エリートが当然のように共産党員になった。この流れは55年の「六全協」まで続くが、そろそろ「距離」をとった歴史が書かれるべきだろう。でないと、旧左翼と新左翼の怨念に満ちた「確執」は理解できない。
あとは例によって御用政治学者の御厨貴東大名誉教授がジャーナリストでありながら、「ナベツネが政界のフィクサー」として暗躍したのを「よいしょ」していて、「相変わらず醜いなー」と思った次第。