三宅 芳夫 on Nostr: ...
「ブルシットジョブ」という言葉が日本でも流通するようになってから久しいが、どうもこのBSJ病は伝染するらしく、ホワイトカラーを中心に拡大を続けているようである。
深刻なのは、一つのグループでBSJウイルスに感染した人が出ると、そのウイルスはたいていあっという間にグループ全体に広がること。
つまり、BSJウイルスの最初の感染者は、非感染者に「仕事をしていないダメな奴」というレッテルを貼り始め、他の感染者もこれに追随して、非感染者への攻撃をはじめるのである。
一度このメカニズムが作動すると、あとは従来の日本のおきまりの集団同調圧力が拍車をかけ、あっというまに全員が感染者になるか、あるいは一人「ダメな奴」を排除することで、他の感染者同士は安心の連帯を得ようする。
これは比較的大きな組織(官僚制)の一部門で発生しやいようだ。
しかし、時々抵抗する非感染者が、グループ外にSOSを発信し、問題が発覚する事例が後を絶たない。
そこで、外部から問題を指摘されると、多数派の感染者集団はいきなり集団催眠から醒め、今度はBSJを罵り始める。いや、グレーバーの例を本を家では読みながら、職場では「ダメな奴」を攻撃する人も結構いる。
どうも社会の内破(implosion)、すでに進行中のようだ。
深刻なのは、一つのグループでBSJウイルスに感染した人が出ると、そのウイルスはたいていあっという間にグループ全体に広がること。
つまり、BSJウイルスの最初の感染者は、非感染者に「仕事をしていないダメな奴」というレッテルを貼り始め、他の感染者もこれに追随して、非感染者への攻撃をはじめるのである。
一度このメカニズムが作動すると、あとは従来の日本のおきまりの集団同調圧力が拍車をかけ、あっというまに全員が感染者になるか、あるいは一人「ダメな奴」を排除することで、他の感染者同士は安心の連帯を得ようする。
これは比較的大きな組織(官僚制)の一部門で発生しやいようだ。
しかし、時々抵抗する非感染者が、グループ外にSOSを発信し、問題が発覚する事例が後を絶たない。
そこで、外部から問題を指摘されると、多数派の感染者集団はいきなり集団催眠から醒め、今度はBSJを罵り始める。いや、グレーバーの例を本を家では読みながら、職場では「ダメな奴」を攻撃する人も結構いる。
どうも社会の内破(implosion)、すでに進行中のようだ。