わきまえないナニカのぴっち 삧치 ∀🌻 on Nostr: BT> ...

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映画『パラサイト』には北朝鮮のアナウンサーの真似をして面白がるシーンがあったよなぁ。

北朝鮮を笑いの対象にするのは、日本だけではなく、韓国もなんだ？と思った。

あれ？それともアレは脱北した方の夫婦がやるんだっけ？

私は、あれは実際に滑稽なので、笑うこと自体は必ずしもいけないとも思えないんだけど、

例えばあの映画の中での描き方なら、多分、ただ面白がって笑ってお終いっていうことではなく、そこに哀しみがある…同胞としての…。我と我が身も顧みての…。

リスペクトおじさんもだけど、どうしたってあれは滑稽でおかしい訳で。だけど同時に怖いし哀しい。

そして、「同胞」というのは別に南北朝鮮だけでなく、私たち日本人も含めて同じ東アジア人…アジア人として、またはもっと言えば人間として「同胞」だったりするわけで…。

だから、おかしいけど、そのおかしさは、鏡を見ているような気分にさせたりするわけで。

だから、ソン・ガンホが演ってるお父さんは亡くなったお手伝いさんを丁重に葬る。

息子の方は、最後まで、そうではなくて、自分はそっちの臭う側ではなくて、お金持ちの側になるんだと、もがいたままなんだけど。

あの描き方に比べると『レッドファミリー』は、私には浅すぎるように思えたんですよね。