デミアン on Nostr: 被災地でなく被災者個人の幸福を目的に ...
被災地でなく被災者個人の幸福を目的に 小熊英二氏に聞く能登復興:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSD015R5SD0PTIL003M.html
「復興の目的は被災者それぞれの幸福の実現だ。地域社会の維持や発展も大切だが、地域の維持のために被災者個人が犠牲になるのでは本末転倒だ。
国や県は道路や上下水道など基本的人権の維持に不可欠なインフラ整備には責任を持つべきだが、あとはインフラ整備より被災者個人への支援を増やす方向に転換すべきではないか。能登においてもその方が、結果的に被災者のためにも、また予算の効率的な使い方にもつながると思う」
「東日本大震災の復興予算総額は10年で約32兆円。単純に避難者数47万人で割れば1人7千万円近い。…それだけ費やしても人口流出が生じた最大の理由は復興事業に時間がかかりすぎたことだ。多額の予算をかけても、10年かかるインフラ整備に費やされるなら人口流出を止める効果は薄い」
「復興の目的は被災者それぞれの幸福の実現だ。地域社会の維持や発展も大切だが、地域の維持のために被災者個人が犠牲になるのでは本末転倒だ。
国や県は道路や上下水道など基本的人権の維持に不可欠なインフラ整備には責任を持つべきだが、あとはインフラ整備より被災者個人への支援を増やす方向に転換すべきではないか。能登においてもその方が、結果的に被災者のためにも、また予算の効率的な使い方にもつながると思う」
「東日本大震災の復興予算総額は10年で約32兆円。単純に避難者数47万人で割れば1人7千万円近い。…それだけ費やしても人口流出が生じた最大の理由は復興事業に時間がかかりすぎたことだ。多額の予算をかけても、10年かかるインフラ整備に費やされるなら人口流出を止める効果は薄い」