ビットコインから見る世界(1)
こんにちは。Kateです。
最近ちょっとお休みしていますが、日本でビットコインを専門に扱うDiamond Hands Magazineに寄稿したりしてます。
私がビットコインと出会ったのは2011年、まだビットコイン利用者はとても少なかった時代です。たまたま身内にビットコイン界隈の人がいました。もしかしたら今でいうビト妻だったかも?
まだビットコインが1ドル以下でおもちゃみたいな存在だった頃に知ったわけですが、その後勢いづいて、100ドル、1000ドルと価値が上がっていきました。
それを見て、ビットコインを少しずつ買って貯めておけば、将来リタイヤの蓄えになるかもと思ってお小遣い程度のビットコインを積立してました。でも、アクシデントで失くしちゃったんですよね。
その後、身内のごたごたで自分の生活が天地がひっくり返るように一変し、気がつけばカナダでただお金がないアジア系移民シングルマザー、しかも周りに家族が誰もいないという、非常にマイノリティな立場になりました。
人生、何事も経験。一度ビットコインを失くし、傷心もあり、数年はビットコインから離れました。でも気がつけばビットコインは冬の時代を終えて、また元気になっていたんですね。自分は海外でひとり子育てに追われ、なんとか生きてた感じですが!
ビットコインが500ドルくらいになっていた時に困窮していた私は、ふとペーパーウォレットと呼ばれた当時の携帯可能ウォレット?に0.5btc 残っていたのを発見して速攻換金しましたね。悔やまれます。
その後、2017年頃、カナダで当時大手の割と使い勝手のいい取引所があることを知って、再度ビットコイン貯蓄にチャレンジしました。2年ほどで、ほぼ1ビットコインと10ETHくらいあったんですけどね、今度は取引所の代表者が行方不明になり、またもやビットコインを失くしました。
ふつうだったら、もうやめますよね。2回もなくしたら。
けれど、自分はかつてインターネットが始まったころのワクワクを経験していました。90年代半ば、新宿にできたばかりのインターネットカフェで、GIFがかろうじて表示できるグレーのブラウザ画面と対面しました。世界を変える技術を体験した時の感動は今でも忘れられません。
(こう書くと立派なオバサンなのがバレちゃいますね。ビットコインネイティブ世代の中では年長者)
それから15年以上たって、初めてサトシナカモトのホワイトペーパーを読んだ時に、同じ衝撃を受けたのです。初めて実用化されたインターネット上で世界の誰とでも送り合えるマネー。その可能性は無限∞。
そのビットコインの進化を、実際に買ってみたり、使ってみたり、なくしたりしつつ、より深く知ろうと付き合ってきた自分は、いつの間にかビットコインを通して世の中のいろいろを見て考えるようになりました。
ビットコインが生まれ、実験段階を経て、すでに15年が経ちます。けれども、ビットコインは今でも多くの人から最も誤解されている技術・発明のように見えます。ここまで来たら、自分が生きている間に、ビットコインが世界とどう関わっていくのか見届けたいと思います!
そして、私自身がビットコインを知ることで発見した世界や新しい価値観を、誰かに伝えられたらいいなと願って、このブログをスタートすることにしました。
今回は自己紹介という形になりましたが、私がビットコインを通して学んだことや気づいたことをこれから少しづつアップしてみます!
週1くらいのペースで投稿が目標です。よろしくお願いします。
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