Zongora on Nostr: ...

関係ないけどちょっと思い出した。国際コンクール受けてた頃に思い知らされたのは、ファイナルでは人種バランスを取られてしまうってこと。私は審査員につてがあるコンクールを受けて歩いていた大多数のセミファイナルには残るであろういわゆる本命組の参加者たちと違って、どこにもまったくつてがないし、仕事をしながら受けるから日程と課題だけで選んでいたわけで、となると審査員直下のお弟子さんたちでセミファイナル以上に残りそうな本命組に自分と同じ国籍・人種のかたがいると「あーこれはセミファイナルどまりだな…」ってもうわかっちゃうんですよ…で、セミファイナルの審査会議が長引く。私を推してくれる審査員がいて投票で決着がつかなくて、再投票と話し合いになるからです。で、その話し合いに、賞金やコンサート出演契約でからんでくるスポンサーが入室していくわけです。ああ、私には賞金出してコンサートで弾かせたい理由がないんだよな、と。審査会議が終わってから私を押してくれた審査員に謝られたり叱られたり（私は君に入れたし最後まで君を通そうと必死だったんだよ！とか、あそこでこのミスがあった分おしきられたじゃないか！とか、選曲をもっと強気にしてたら！とか）。