ルーフェ:skeb: on Nostr: まつろわぬ者たち、まつろわぬ三王 ...
まつろわぬ者たち、まつろわぬ三王
魔王より強い事を示す号「まつろわぬ」を持つ魔族たちの総称
「まつろわぬ破壊の悪魔」ウィルラ
「まつろわぬ狡猾の悪魔」オリバラ
「まつろわぬ欲望の悪魔」アウロラ
人数によって少しずつ名前も変わり、四王だったり五王だったり
今代の魔王ではこの三人は落とせなかったために今回のまつろわぬ者たちは三王と呼ばれる
オリバラ
九つの尻尾を持つ大狐の形をした魔族
策略タイプの魔族で、目を付けられると大変な目に合う
これを無事に耐えきれると晴れて挑戦権を得られる
魔術でも肉体でもなく、戦技や小手先の技に重きを置く魔族である
オリバラは継承式であるために、彼女は何代目かのオリバラでもある
何代継承したのかすらも若干危うくなるほど長い歴史を紡いできた魔族でもある
アウロラ
女っぽい名前だが、男性型である
岩に包まれた黄金の肉体を持ち、常に浮遊する魔族
ウィルラは肉弾戦メインなのに対してアウロラは魔法戦メイン
まつろわぬ者たちの中での魔法の力はウィルラやオリバラすら凌駕する
ウィルラがアウロラに恭順しないのは、本気を出した彼女の肉体をアウロラの術では貫けないからである
東方の三博士
遥けき東方より三つの異形出でたり
聖母マリアの生家に訪れた者共が
一つ、筋肉の女
一つ、黄金の男
一つ、獣尾の女
なり。
者共曰く
「我ら、遥か東方より未来の救世主、神の思し召し、希望の星に相まみえるために訪れた者」
「我ら、魔の者なれど、唯一の神の信託を受け、後のソロモン、後の世界を託すにふさわしき者を見届けるべく参った者」
「我ら、かの七十二の翼の一欠けら、落羽より生まれ出でたる者、それを統べる者、葬る者を守るべく参った者」
聖母曰く
「魔の者が、救世主を見出すなどあり得ない、サタンなりしルシファーの名代にしてはあまりにもお粗末が過ぎる」
者共、意に介さず、曰く
「我、バルタザールの名代なり」
「我、メルキオールの名代なり」
「我、カスパールの名代なり」
「姿も違う人間が集う時溶けあい、主は一つになった」
「それが出来るのはただ一人、もとより、そしてこれからも」
「天におわす、かの偉大なる御主に他ならず」
「さて我らの言葉を信じなくともよい、しかし信じるのなら一つ未来を言い当てよう」
「その赤子に試練が降りかかるであろう、他ならぬこの地の王によって」
「命を狙われたとき、我らの言葉を思い出し、我らの贈り物を適切に用いること」
「バルタザールより授けられた思い出の没薬を与える、恐怖を抑え奮起する芳香だ」
「メルキオールより授けられた万能の乳香を与える、子の病を和らげる薬だ」
「カスパールより授けられた備えの黄金を与える、巧みな意匠の腕輪だ」
「母も子も、手が震え、迷うのならば没薬を熱し、落ち着くがよい」
「仮に、子が苦しんでいるのなら、薬を飲ませるとよい」
「金が足りぬのなら、腕輪を売り払い、今しばらくの生活の足しにするとよい」
「御主は試練を与えた」
「御主は我らを遣わした」
「御主は汝らを指し示した」
魔王より強い事を示す号「まつろわぬ」を持つ魔族たちの総称
「まつろわぬ破壊の悪魔」ウィルラ
「まつろわぬ狡猾の悪魔」オリバラ
「まつろわぬ欲望の悪魔」アウロラ
人数によって少しずつ名前も変わり、四王だったり五王だったり
今代の魔王ではこの三人は落とせなかったために今回のまつろわぬ者たちは三王と呼ばれる
オリバラ
九つの尻尾を持つ大狐の形をした魔族
策略タイプの魔族で、目を付けられると大変な目に合う
これを無事に耐えきれると晴れて挑戦権を得られる
魔術でも肉体でもなく、戦技や小手先の技に重きを置く魔族である
オリバラは継承式であるために、彼女は何代目かのオリバラでもある
何代継承したのかすらも若干危うくなるほど長い歴史を紡いできた魔族でもある
アウロラ
女っぽい名前だが、男性型である
岩に包まれた黄金の肉体を持ち、常に浮遊する魔族
ウィルラは肉弾戦メインなのに対してアウロラは魔法戦メイン
まつろわぬ者たちの中での魔法の力はウィルラやオリバラすら凌駕する
ウィルラがアウロラに恭順しないのは、本気を出した彼女の肉体をアウロラの術では貫けないからである
東方の三博士
遥けき東方より三つの異形出でたり
聖母マリアの生家に訪れた者共が
一つ、筋肉の女
一つ、黄金の男
一つ、獣尾の女
なり。
者共曰く
「我ら、遥か東方より未来の救世主、神の思し召し、希望の星に相まみえるために訪れた者」
「我ら、魔の者なれど、唯一の神の信託を受け、後のソロモン、後の世界を託すにふさわしき者を見届けるべく参った者」
「我ら、かの七十二の翼の一欠けら、落羽より生まれ出でたる者、それを統べる者、葬る者を守るべく参った者」
聖母曰く
「魔の者が、救世主を見出すなどあり得ない、サタンなりしルシファーの名代にしてはあまりにもお粗末が過ぎる」
者共、意に介さず、曰く
「我、バルタザールの名代なり」
「我、メルキオールの名代なり」
「我、カスパールの名代なり」
「姿も違う人間が集う時溶けあい、主は一つになった」
「それが出来るのはただ一人、もとより、そしてこれからも」
「天におわす、かの偉大なる御主に他ならず」
「さて我らの言葉を信じなくともよい、しかし信じるのなら一つ未来を言い当てよう」
「その赤子に試練が降りかかるであろう、他ならぬこの地の王によって」
「命を狙われたとき、我らの言葉を思い出し、我らの贈り物を適切に用いること」
「バルタザールより授けられた思い出の没薬を与える、恐怖を抑え奮起する芳香だ」
「メルキオールより授けられた万能の乳香を与える、子の病を和らげる薬だ」
「カスパールより授けられた備えの黄金を与える、巧みな意匠の腕輪だ」
「母も子も、手が震え、迷うのならば没薬を熱し、落ち着くがよい」
「仮に、子が苦しんでいるのなら、薬を飲ませるとよい」
「金が足りぬのなら、腕輪を売り払い、今しばらくの生活の足しにするとよい」
「御主は試練を与えた」
「御主は我らを遣わした」
「御主は汝らを指し示した」